こんにちは、あちしです!

製図試験がどんな試験内容なのか、、どんなことするのか全くわからなくて不安。。。
本日はそんな不安を解消していきます。
私は、実務2年(2019年度受験)で一級建築士初受験。学科独学で受験して113点で一発合格したのち、製図試験も独学にで受験。製図も一発合格し学科試験製図試験共に独学でストレート合格を果たしています。
一級建築士の資格を取るには、学科試験を通過したのち製図試験も合格しないといけません。
学科試験はなんとなくどんな試験が行われるか想像できるけど、製図試験って何がどんなふうに行われるのか見当つかない人もいるのではないでしょうか?
一級建築士製図試験っていうけど、実際なにするの??どんな流れで試験が行われるの?
本日はそんな疑問にお答えしていきます。
この記事は3分ほどで読める記事となっておりますので是非最後までご覧ください。

一級建築士製図試験って何をするの?試験はどんな流れで行われるの?
一級建築士製図試験では、
設計条件などが提示されてその条件に合った建物を設計し、以下の成果物を提出します。
製図試験の制作物
1.1階は外構も含む各階平面図
2.一部断面図
3.記述問題
これに加えて、エスキス用の5mmグリッド用紙が1枚配られます。
提出物は至ってシンプルです。
1と2はA2一枚に書き込み、一つの成果物に、
3の記述はA3用紙に10問ほど問題が書かれ直接その用紙に書き込み提出します。
試験の流れ
試験の流れです。
10:45〜11:00(15分間) 注意事項等説明
11:00〜17:30(6時間30分) 設計製図
時間割は至ってシンプル。
この設計製図の6時間30分という長い時間の中で細かく何をするのか以下で説明します。
1.問題読み解き(20~30分)
2.エスキス(1時間40~2時間分)
3.記述(30~50分)
4.製図(3~3時間半)
5.見直し、文字の書き込み(30分~)
それぞれ、どう言った内容なのか簡単に説明します。
1.問題読み解き
製図試験ではA3の用紙いっぱいいっぱいに課題文が記載されています。

これだけたくさんの情報を抜かりなく設計に落とし込まなければなりません。
抜けがあったら一発アウト(と言われている)項目もあるので、初めのとても大切な作業になります。
勉強する時はこの問題用紙にマーカーなどで線をひき読み落とさない工夫を身につけます。
2.エスキス
1で読み解いた課題を設計に落とし込んでいきます。
設計条件や、敷地条件によって最適なプランニングは変わりますので多種多様な問題に触れてどんな条件が来ても、慌てない準備をしましょう。
わたしは、東西に長い敷地しか練習していなかったので、本試験の時今まで触れてこなかった南北に長い敷地条件にあたりとても慌てました。
その当時の問題です↓

3.記述
これは平成21年から導入された制度です。
解答用紙はA3用紙1枚となっています。

自分が考えた計画に対して、文字や簡単なスケッチで解答を埋めていきます
自分の考えた計画を述べるものや、おおかた模範解答が決まっていて暗記したものを記述していタイプの問題。暗記した模範解答のうち自分の計画に当てはまるものをピックアップし解答するものもあります。
製図は図面を書くことだでなく、勉強する必要のある試験でもあります。
4.製図
エスキスで考えたプランを提出できる図面に仕上げます。目安の製図時間は3時間〜3時間半と、とても長く感じる方もいるかもしれませんが、本当に時間が足りません。
この試験に向けて、作図スピードを3時間から長くても3時間半に仕上げて来なければ合格は難しいでしょう。(勉強している時ナニヲハカルシケンナンダ?と思ってしまうと思います)
6.見直し
この時間はほんっとうに大切です。
なぜならわたしがこの見直しの時に、部屋の必要面積を満たしていないことに気づき慌てて修正し、合格を勝ち取ったからです。
見直しをじっくり出来、間違いを見つけた時に直せるだけの時間が必ず必要です。
この時に、余裕があれば文字の書き込みをします。見直しをして直すところがないことがわかれば、より良い図面に仕上げる時間となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
製図試験では何をするのか?どういった試験内容なのか?イメージできていない人も多いのではないかと思いお話しさせていただきました。
学科試験とは全く違い、戸惑いも多い試験になるかと思います。勉強を始める前に、試験とはどういう風に進むのか少し知るだけで漠然とした不安が少し減るのではないでしょうか?
これを読んでいる皆さんの不安が少しでも減りますように。
それでは、ご安全に!
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