【一級建築士製図試験】通学とWebのメリットデメリット&Web講座まとめ

一級建築士
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こんにちは、あちしです!

わたしは 実務2年で一級建築士初受験。 学科独学で受験して113点で一発合格したのち 製図試験も独学にで受験。 製図も一発合格し学科試験製図試験共に独学でストレート合格を果たしています。

一級建築士、学科の合格おめでとうございます!
でも、ホッとしている時間もあまりなく次は、製図試験が待ち受けていますね。
学科試験から資格学校に通っていた方はそのまま同じ学校に通うことだと思います。

学科独学で合格できた!でも、製図は学校に通いたいけどどこがいいのかわからないよ〜

学科試験を独学で受験した方は、どこの学校に通ったらいいのか?どういう講座を選択したらいいのか?悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

私が受験したときは、学校に通わない!と決めていたので色々なWeb講座を調べました。
その時に実際に申し込んだものや、それぞれの良し悪しがありますので紹介していきたいと思います!

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一級建築士製図試験、通学とWeb受講どちらがいいの?

Web講座は基本的にオンラインで講座を受講できるものを指します。
大手資格学校では、通学で受講する講座と全く同じ内容をWebで受講できるところがあったり、
最近ではWebのみの講座を行なっているサイトも増えてきました。

まずは、通学で受講した方がいいのか?Webで受講した方がいいのか?それぞれのメリットデメリットをお話ししていきます。

通学メリット

・周りにライバルがいる
 資格学校は合格という目標に向かって頑張っている人たちが集まる場所なので、必然的にモチベーションが上がります。
また、周りにライバルがいることで、作図スピードや作図枚数など自分がどれくらいの立ち位置にいるのか把握することができます。製図試験は正解のない試験なので、図面を比べて一喜一憂する必要はないですが、いろんな人の図面を見るのは新しい発見があるのでおすすめです。

・製図に集中できる環境となっている
 家ではテレビ、携帯、漫画、、、など誘惑がたくさんあります。資格学校ではそういった誘惑は全くない環境で製図に集中することができます。
誘惑に負けない自己管理が難しい人は集中できる環境に身を置くことはとても大切です。

・わからないところをすぐに質問できる
 これが一番のメリットなのではないでしょうか?
直接講師と顔を合わせるため、わからないところがあればタイムリーに質問をすることができます。
わからないことをそのままにすると、不安やストレスが大きくなってしまいます。

通学デメリット

・通うのが大変
 製図ではA2サイズの製図版と、製図セットが必需品になります。なかなかの荷物の量でそれを持って電車で通学したりしなければなりません。

・このご時世なので、コロナの感染リスクが高くなる
 試験前に大人数のところに行くというのは感染リスクが大きくなります。感染しないにしても、不安な気持ちになったり気にしなければいけないのはストレスに感じる方もいるのではないかと思います。

・授業の時間に縛られる
 通学での受講になると学校みたいに時間割が決まっています。
予定があったりしても融通を効かせることは難しく、資格学校基準で生活することになります。
 

Webメリット

・自分の好きな時間に受講できる
 受講時間が自分のスケジュールに合わせて予定を組めるので比較的自分の好きな時間に受講することができます。Webで受ける上での一番のメリットなのではないでしょうか?

・学校に通わなくていい
 通学するって時間も体力も使いますよね。製図板や製図道具を持ってたくさんの人が乗っている電車に乗らなくていいのは気持ちがとても楽です。

・通学と比べて費用が安いことが多い
 大手の資格学校は通学の場合高いと100万円、安くても20万円ほどかかります。
それに比べると、Web受講は通学に比べて5万円から10万円ほど安くなる場合が多いです。

Webデメリット

・時間を自由に設定できがゆえにだらけやすい
 製図試験の勉強は、長時間図面を書くので特に集中力が切れやすくなります。特にまとまった時間が取れる週末はいい勉強チャンスですが、だらだらしたい気持ちに打ち勝って製図試験勉強に向き合わなければなりません。自分の管理能力がとても必要になります。

・他の人の図面を見れない
 学校に通えば周りにたくさんライバルがいるので図面を見たりできます。学校によっては、同じ授業を受けているメンバーで図面を確認し合う時間もあります。Webの場合は一人で勉強をするためそういう時間がありません。ただ、受講する講座によっては、Web上で他の人の図面を見れたりするものもあります。

・わからないところをすぐに質問できない
 顔合わせで授業がないため、質問をすぐにできません。学校によってはネット上で質問をできたりしますが、わからないことを文字にして伝えるってなかなか難しいですよね。返事までも時間がかかるので、面倒になって聞くのもやめてしまうことも多いと思います。

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一級建築士製図試験】おすすめWeb講座紹介!

通学、Web講座それぞれメリットデメリットそれぞれありますが、通学での受講はやはり制限がとても多くなっています。
近くに通える学校がなかった、Webで受講するしか選択肢がないという人もたくさんいると思います。

Webだと費用も比較的抑えられるため、今までは製図試験は学校に通う!という選択しかなかった人もWebでの受講を考え始める人も多いと思います。

そこで、私が独学で受験するときにWeb講座について結構調べたので紹介していきます。

総合資格

総合資格

総合資格は、聞いたことがない人がいないのでは?というくらい資格学校の中でも最大手ですね。
ただ、製図のみのコースはWebでの講座がありません。
なので今回は省略させていただきます。

日建学院

日建学院

Web講座といえば、日建学院というイメージが強い人も多いのでしょうか?
日建学院は、映像授業に力を入れていて学科の講座でも非常に人気が高くなっています。
製図コースでは4講座開講されていますが、そのうちWebで受講できるのは設製図Webコースの1種類となります。

1級建築士設計製図Webコース
受講料: 130,000円 (税込 143,000 円)
こちらは、初心者向けのWeb講座になります。
日建学院のサイトには通学困難な方、休日が不定期の方、家事や育児と両立したい方へお薦めしている講座です。

日建学院サイトより

Web講義回数は6回とコンパクトな講座になっています。
配信期間2022年3月中旬~2022年設計製図試験日の期間で、その間であれば何回でも講義を受けることができます。
製図の勉強は反復練習になるため、何回も講義視聴できるのは大きなメリットになります。

また、課題発表後の8月上旬よりテキストやその年の課題に沿った問題が合計8問、送られてきます。添削は3課題のみとなっておりそれが料金が安い理由なのかもしれません。
課題発表までは、Web講座で図面の書き方を反復練習し、課題発表後に課題に沿った問題を解けるため、勉強スケジュールを上手に立てることができます。

料金も群を抜いて安いので選択しやすいコースになります。
安すぎると逆に心配に思う方もいると思いますが、大手の安心感はとても大きいですね。

TAC

TAC

TACは通学での講座をWebでも受講できます。
Webで受講の場合は一番上の講座を除き通学での受講よりも5万円安く受講することができます。

一級建築士 設計製図初受験対策講義】
受講料:40,000円
2月より順次配信開始されます。

こちらは、受講回数4回の本当に初心者向けの講義となっています。
講義内容は、製図試験に求められる基礎知識から作図手順までを学べます。実際に作図をおこない、描き上げた図面の添削まで行なってもらえます。

通学とWeb講座で金額は変わりませんが、初めて受験する方は製図試験がどういうふうに進んでいくのかイメージがつかないかと思いますので、基礎の基礎を学ぶのにとてもいい機会です。1回1万円で受講できるため個人的にとてもおすすめです。

一級建築士 設計製図本科生
受講料: 200,000円
受講回数は10回となっており、通学との回数の差はありません。
設計課題が発表された後の7月末から講義は始まり、主にその年の課題にあった内容の講義が行われます。
課題は9問送られるうちの、対象の4課題を郵送で添削指導してくれます。

一級建築士 総合設計製図本科生
受講料:280,000円
受講回数は17回となっており、こちらも通学との回数の差はありません。
7月末から始まる一級建築士 設計製図本科生の10回の講義に加えて、設計課題発表前に設計製図早期講義が3月から7月の間に7回実施されます
設計製図早期講義は、過去問や標準解答例を踏まえて7課題を使用して講義を受講します。
製図試験は、毎年の課題発表後に勉強が必要な講義もありますが、課題発表前に押さえておかないといけない項目もあるため、そちらの基礎も学べるコースとなっております。

以上の3社が資格学校で大手と言われる、受験する人たちにとっても安心感のある講座だと思います。

次は、少しマイナーなところをお伝えいたします。

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全日本建築士会

全日本建築士会

全日本建築士会とは、元国土交通省室長・元試験採用官の監修と営業費用などの間接費用をカットした低価格が特徴の学校です。
内閣府から認可されており、公益目的の一環として実施されています。
そんなこともやってるの〜!?と知らない方も多いのでしょうか?
講座も3コース開催されております。

長期設計製図講座
受講料:203,000円
こちらは長期設計導入講座も無料で受けられる講座となっています。
受講回数は、課題発表前に10課題、課題発表後に10課題、合計20回となっています。
長期の受講なのに、20万円は破格なのではないでしょうか?

講座内容は課題ごとの重要ポイントを150分間の動画配信により解説をしてくれて、合否の鍵となる計画力を教えてくれます。
また、回数制限のない質疑応答の支援があり通信講座で受験する人の強い味方です。

長期設計導入講座
受講料:50,000円
受講回数2回のみの導入講座になります。
長期設計製図講座を申し込むと無料でついてきます。
導入というだけあって1月と2月に講座が開かれるので、この学校どうかな〜と悩んでいる方は手始めに申し込んでみても良いかもしれません。

設計製図徹底合格力養成講座
受講料:164,000円
受講回数10回で、長期設計製図講座の後半戦と同じ講座になっています。
長期設計製図講座と金額だけ比べるとコスパが悪く感じますね。
こちらを申し込むなら、長期設計製図講座を選択した方がいいかなと個人的には思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
みなさん、通学制の資格学校の情報は結構入ってくるかと思いますが、
Webでの講座は自分で調べないといけないため、結構手間で時間がかかりますよね。
意外と大手も通学制と同じ授業をWeb講座を行なっていて安く受けられたりします。
通学でのメリットやWeb受講でのメリットといろいろありますが、
選択ができる時代になっていますので。みなさんのライフスタイルに合わせて受講できるのではないかと思うのでぜひ参考にしてください!

それでは、ご安全に!

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