一級建築士製図試験は独学で合格できます【ただし難しいです】

一級建築士
スポンサーリンク

こんにちは、あちしです!

男の子
男の子

一級建築士製図試験独学で受験しようかな、、、そもそも独学での合格は可能なのかな?独学受験するときはどんなことに気をつけたらいいのかな?

本日はそんな悩みを解決していきます。

✔️本記事の内容
・一級建築士製図試験は独学で合格可能?
・独学で受験する際のデメリット
・独学受験を決めたら初めに準備すること
✔️本記事の信頼性
本記事を書いている私は、学科製図ともに独学でストレート合格を果たしています。

まずは、学科試験の合格おめでとうございます!

一生懸命勉強して手に入れた製図試験受験への切符ですね。

ただ、のんびりしている間もなく次は製図試験への準備へと入っていきます。

私も学科試験合格後、資格学校に通うかとても悩みましたが、独学での受験を選択し、無事に合格できました。

一級建築士製図試験を独学で受験したいけどどうしよう、、、と悩んでいる人は本記事を最後まで読むと解決への糸口が見えてきますよ。

それでは早速お話ししていきます。

スポンサーリンク

一級建築士製図試験は独学で合格できます

結論、独学での合格は可能です。

独学で受験する人の割合

全体の統計が出ているわけではないので、私の会社の同期内での話になります。

私の周りでは同期60人中、約8割が学科試験に合格しました。60人中8割の48人が学科試験合格です。

そのうちの2人が製図試験を独学で受験しました。(48人中の、2人だと4%=0.4割ということになります。)

独学受験した場合の合格率

先ほどの2人のうち合格したのは1人です。

つまり、学科を合格した人で製図試験を独学で受験した場合に合格する確率は2%ということになります。

あくまで私調べにはなりますが、独学で受験しようとする人は限りなくゼロに近いけど、少なからずいます。

さらに独学では合格できないと言われている製図試験で、限りなくゼロに近いけどゼロではありません。

なんだか合格できる可能性があると思えてきませんか?

あちし
あちし
スポンサーリンク

独学での合格が難しい理由

至る所で耳にしていると思います「学科は独学でも合格できるけど、製図は独学では合格できないよ」と。

実際に独学で受験し、合格した私だからこそ思いますが、9割その通りです。

残りの1割は、合格できないとは言い切れないよってところですね。

正しくは、「製図も独学で合格できるけど、ちょっと難しいよ」です。

なぜ、独学だと難しいのか解説していきます。

製図に集中できる環境を作るのが難しい

製図の勉強は製図板を広げて製図グッズを準備して、問題用紙を広げて、、、と物理的に勉強スペースが必要になります。

また、試験時間は6時間半。

家族がいたり、一人でも家にはたくさんの誘惑もありますし、その時間製図だけに集中できる環境を作るのはなかなか難しいと思います。

学校に通えば、製図をするためだけの環境が準備されているのでそんな心配はありません。

その長い時間自己管理のみで集中して図面を描き切れる人はほとんどいないのではないでしょうか

これが、独学で合格するのが難しい一つ目の理由です。

独学受験を決める前に勉強をできる状態を確保できるか確認しておこう

あちし
あちし

市販されている問題集が充実していない

一級建築士製図試験の市販されている問題集はほとんどありません。

私が受験の時に実際に使っていた参考書をまとめていますので是非ご覧ください。

https://achishi.com/435/

この記事にあるものが全てと言ってもいいくらいです。

学科の市販テキストはたくさんあるので情報収集には困りませんが、製図はテキストの情報が限られているので自分でネットで調べたり人に聞くなど情報収集が必要になります

周りに資格学校に通っている受験者や、合格者がいたら有利!かなり効率的に勉強を進められます

あちし
あちし

新規の問題を入手するのが難しい

製図試験の設計課題は、試験の約3ヶ月前に発表になります。

その3ヶ月の間にどれだけいろいろな問題に触れ合えるかが重要です。

資格学校に通っていると10〜20問カリキュラムに組み込まれていて、何も考えずに新規の問題を手に入れることができますが、独学の場合自分で入手しなくてはいけません

新規問題を入手する方法は以下の記事にまとめていますのでぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

独学すると決めたら初めに準備すること

独学受験がなぜ難しいか理解した上で、独学での受験に挑戦すると決めたら、まず初めにやっておいた方が良いことをお伝えします。

製図セットを準備する

製図ではたくさんの道具を使います。

テンプレートを使うと作図時間がグンっと縮まるので必ず準備してほしいですが、中には試験会場に持ち込めないものもあります。

何を使ったらいいのか、どれを持ち込んではいけないのかしっかり把握した上で準備するようにしましょう。

私が実際に使った製図道具を紹介しています。

効率よく製図をするための工夫も紹介していますので参考にしてください。

リーズナブルに道具を揃えられ、使い勝手もいいのよく工夫しました。真似する価値ありです。

あちし
あちし

製図試験の流れを把握する

製図試験、初受験の方はどのような流れで試験が進んでいくのかわかっていない人が多いのではないでしょうか?

試験の流れがわからないと、勉強の仕方も迷ってしまいます。

受験する!と決めた時点で簡単にでも試験の流れを把握して心構えをしておきましょう。

試験の流れを簡単にお話ししています。3分ほどで読める記事になっていますので試験の流れがわからない方は確認しておきましょう。

課題を手に入れる場所を把握しておく

資格学校に通っていなくても課題を手に入れられる方法は意外とあります。

今はインターネットが普及していて、ネット上で課題をダウンロードできるところが結構あります。

もちろん、お金のかかるものもありますが無料で手に入れられるものもあります。

また、お金のかかるものは添削もしてもらえたりするところが多いので、独学受験者の強い味方になっています。

私も実際、添削付きのところに申し込んで課題を入手していました。独学の場合、誰かに図面を見てもらう機会があまりないのでそう言ったところに申し込みしてみるのもおすすめです。

あちし
あちし
スポンサーリンク

まとめ:独学受験の場合は情報収集のアンテナを張っておこう

今回は、一級建築士製図試験を独学する場合にあらかじめ知っておいた方がいいことについてお話ししました。

独学の場合情報を自分から調べに行かないといけないので、アンテナを常に張っておくことが大切になります。

その際、調べることに時間を費やしすぎないように、あくまで実戦が一番大切ということを忘れないでください

あちし
あちし

この記事を読んで、まだ悩んでいる方はこちらの記事もあるので是非参考にして下さい。

それでは、ご安全に!

コメント