こんにちは、あちしです!

一級建築士の製図試験では何の道具が必要なの?どんな道具でも持ち込み可能なの?あわよくば作図スピードが上がるような道具を使いたいんだけどおすすめの道具はある?
今回はこんな悩みにお答えしていきます。
✔️本記事の内容
・製図に必要な道具
・効率的な道具の揃え方
・製図グッズの作り方
✔️本記事の信頼性
本記事を書いている私は、学科製図ともに独学でストレート合格を果たしています。
今回は、基本的な製図道具の集め方やおすすめの道具を紹介していきます。
初めは何が必要で何が持ち込めないのかもわからないと思います。
本記事では、基本的な道具から作図スピードアップのためのおすすめ道具まで写真付きで詳しく紹介します。

それでは早速お話していきます。
製図に必要な道具とは?

製図試験では持ち込んでいい道具と持ち込んではいけない道具があります。
今回紹介するのは、実際に試験で私が使用した持ち込み可能なものなので安心して参考にしてください。
平行定規

いわゆる製図板と言われるものです。
A2のサイズのみ持ち込み可能となっています。
これがないと時間内に図面を描き切るのは不可能なので必ず購入しましょう。
三角定規
三角定規は3種類を使い分けていました。
(大)図面のしたから上まで1本の線を書き切れる36cmある大きなサイズ(これ重要)

通り芯を書く時に使用します。
大抵2枚セットですが、左にある二等辺三角形の方は使いません。
メンバーからは外しておきましょう。
通り芯を描くときにしか使わないのでできるだけ安く買えた方がいいのでステッドラーが安くておすすめです。
![]() | ステッドラー マルス 製図用三角定規 36cm 厚2.5mm 564 36TN 価格:1,983円 |

(中)テンプレートがついた汎用性のある三角定規

建物の外壁など36cmの三角定規だと長すぎたりする時に使用します。
![]() | 【メール便可】バンコ テンプレートプラス 三角定規45°(348-45)建築士試験受験者の声から生まれた製図作業時間短縮ツール/バンコテンプレートプラス/製図用テンプレート/三角定規45°/VAN 価格:2,970円 |

テンプレートがついているので、他にも柱を描くとき、家具を描くとき、、、などなどさまざまな場面で活用できます。
取手もあるので持ちやすくとても使いやすいです。
(小)細かい線をかける小さなサイズ

これは非常に使い勝手が良くコマ割りが効くので内壁を描くのなどに使用します。
後で三角定規についているスマホリングの説明はするよ

三角スケール

長いサイズと、コンパクトに使える2種類を使っていました。
初めの柱スパンの設定は長い三角スケールを使用し、残りは小さな小回りのきく短いものを使用します。
![]() | 三角スケール プラスチック製 副尺付き 1-882-0009【送料無料】 価格:3,139円 |

購入するときは、必ず”副尺付き”のものを購入しよう!

シャーペン

私は0.3、0.5、0.9を準備していました。
ただ0.3は細すぎて弱々しい図面に見えてしまうので、基本的には0.5と0.9の2本だけ使っていました。
線が細いと、パッとみた時の図面の印象がよくないので0.3は極力使わないようにしましょう。
合格率を高めるための方法で図面のぱっと見の印象がなぜ大切かお話ししていますので、こちらも是非ご覧ください。
シャーペンの値段はピンキリで、私はシャーペンに何のこだわりもなかったから安いのを購入して金額を抑えたよ。

消しゴム

広範囲を消せるオーソドックスな消しゴムと、細かい範囲を消せるペンタイプの消しゴムを準備しましょう。
ペンタイプは丸型ではなく、断然角形です。
![]() | トンボ鉛筆/ホルダー消しゴム<MONO zero>(モノゼロ) 角型 EH-KUS ピンポイント修正の性能を極めた、超極細消しゴム。 価格:275円 |

丸くて細いものは、簡単に折れてしまいますし、何より細長いタイプは短編の幅がちょうど、壁の内側と同じ太さなので本当にちょうどいい太さです。
ペンタイプの消しゴムは、すぐになくなってしまうので必ず替を持っておきましょう。
色ペン

ペンは基本的にフリクションを選びましょう。
間違えた時に消せないと混乱してしまいます。
蛍光ペン
問題の読み落としをしないため問題文を色分けするのに使用します。
読み落としをしないためにも色分けはとても大切になるので6色セットのを購入するのがおすすめです。
![]() | ◆◆【パイロット】フリクションライト 6色セット SFL-60SL-6C 【送料無料】【配送方法は選べません】 価格:660円 |

赤ペン
これは赤ではなくてもいいのですが、視認性が高いため私は赤を使っていました。
エスキスの際、柱をこのペンでトントントントンと点だけで書いていくと時間短縮になります。
柱スパンがエスキスの大きな肝になるので、赤ペンであれば柱が目立ってとてもわかりやすいです。
![]() | PILOT パイロット FRIXION COLORS フリクションカラーズ SFC-10M-R レッド 価格:88円 |

3色ペン
問題文の書き込みや、エスキスの際に使います。
基本的に作図以外の書き込みはこちらのペンを使います。
このタイプのインクは細く、すぐになくなるので必ず替え芯を用意しましょう。
![]() | 価格:660円 |

おまけ:コンパス
ほぼほぼ使うことはありませんが、もし!必要なときに使えるように、コンパスは一応持っておきましょう。
おまけ:タイマー
タイマーは長い製図試験の時間配分に必要になります。
音が鳴るものは持ち込みNGだったり規制があるのできちんと確認して購入しましょう。
私が使用したものは、こちらです。
![]() | Canon キッチンタイマー CT-40-WH SB(ホワイト) 抗菌仕様 価格:7,614円 |

キッチンタイマーですが、消音設定にできたり縦置きもできるため、どんな会場でも対応可能です。
おまけ:電卓
電卓は、面積計算などで使用します。
関数電卓は持ち込み禁止なので、シンプルなものを選びましょう。
電卓は、一つ削除できるタイプの電卓を必ず選びましょう。
ボタンも大きく見やすいものだと打ち間違えも減らせミスを少なくすることができます。
電卓はこちらを使いました。
![]() | ★スーパーセール期間中ポイントMAX25倍!!★カシオ MW-C20C-RD-N ビビッドピンク 12桁 カラフル電卓 ミニジャストタイプ 送料無料 価格:1,021円 |

私が実際に使っていた道具は以上になります。
写真でみたらわかるかと思いますが、製図板の平行定規部分、三角定規には全てフローティングディスクを貼っています。
![]() | フローティングディスク 24個入 13900 – 送料無料※600円以上 メール便発送 価格:330円 |

これをつけないと定規が図面と擦れて真っ黒な仕上がりになってしまうので初めに貼っておきましょう。
おすすめの貼り方は、定規にフローティングディスクを貼った上からセロハンテープで保護をすること。

セロハンテープを貼らないとフローティングディスクの断面が製図用紙に引っかかってしまうため、その断面をなだらかにするためです。
製図板の並行定規にも忘れずに貼ろうね〜

作図スピードアップのための効果的な方法
普段大きな机で製図をしている人も多いのではないでしょうか。
ただし、本番の試験会場は机が小さい可能性もあります。
普段、製図道具を広げてやりたい放題製図している人は要注意です。
コンパクトに製図をするように心がけましょう。
そんな狭く自由の効かない環境でいかに効率的に作図するかをお話ししていきます。
最低限の道具で挑むべし
先ほどもお話ししましたが、試験会場の机は狭い可能性もあります。
イメージで言うと、下の写真見たいな大講義室みたいな椅子と机が一体になっているような机です。

出来るだけ、自分の道具はコンパクトにしましょう。
また、道具がたくさんあると物を取るときにあれこれ迷ってしまい時間ロスにつながります。
持ち替えをできるだけ減らすためにも道具は最低限にしましょう。
実際私も製図版の爪がギリギリ机に収まるサイズの狭さだったよ〜

使いやすい道具に改良すべし
先ほど道具紹介でもちらりと紹介しましたが、
私が使っていた一番小さな三角定規は、百均で購入したスマホリングを貼り付けた物です。

これは本当に便利で、100円でできるのでぜひ皆にやってほしいです。
使わないときには、リングみたいに指にかけておけば、道具持ち替えの回数を減らせ作図スピードのアップにつながります。

道具を効率よく取り出せるようにしておくべし
私の製図道具収納方法を紹介します。

この箱は全て100円ショップで購入したものになります。
中を出すとこんな感じ。

書類をまとめるケースと
ペン立てと
冷蔵庫収納を活用しています。(小さなカラシとか収納する用の2つで100円のものです。)
冷蔵庫収納が意外とよく、消しゴムの置き場所にしたら、消しゴムを探す時間がゼロになりました。
必ず使ったら同じ場所に戻す癖をつけようね。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
私はできるだけ低コストで道具を購入しました。
収納も、専用のものを購入すると値段が張りますが、
百均で揃えられるものばかりなので手軽に購入できると思います。
道具を制する人は試験を制す!!
ということで、道具を使いこなすのにも慣れは必要なのですぐにでも道具集めを行いましょう。
それでは、ご安全に!
コメント